| エポック社 サッカーゲーム |
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| ● 熱かりし日々 |
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| 私がサッカーゲームを買ってもらったのは、小学5年生の正月 |
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| だから、遅くとも昭和44年(1969)には発売されていたと推測 |
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| できるが、初代機がいつ発売されたかは知るところではない。 |
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| 本機はつい最近入手したもので、外箱によると昭和55年発売と |
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| なっている。競技場サイズは36.5cm×24cmで、私が持っていた |
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| ものと同じだと思う。確か数種類あった中でいちばん小型だった。 |
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| けれど、それで十分に熱くなれたのだ。 |
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| ● ブリキ板だった |
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| 私が遊んだバージョンは選手がブリキ板だったと記憶しているが、 |
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| 10年たつとプラスチック板に進化している。ゴールキーパーも固定 |
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| 位置でクルクル回るだけだったが、これは左右に動ける。これでこそ |
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| ゴールを預かるキーパーといえる。 |
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| しかしそれでも自分が遊んだモデルが懐かしい。あのブリキ板 |
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| 選手たちは、今もどこかで元気なのだろうか。もう一度会いたい。 |
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| ● 反射神経がモノをいう |
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| グリップを押したり引いたりして選手を前後に移動させ、さらには |
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| グリップを回して選手をその場で回転させる。基本的には反射神経 |
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| が大きくモノをいう。なにしろダイナミックなゲームだ。 |
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| ● テクニックだって必要 |
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| 買って最初のころは無闇やたらにグリップを振り回し、何が |
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| なんでもボールを取りにいき、無茶なロングシュートを連発して |
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| いたが、グリップ操作に慣れるにしたがって、生意気にもパス |
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| ワークを多用するようになる。特にパスをつないで右サイドから |
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| のシュートを得意技にしていた。 |
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| しかし、ゲームにはあんなに熱中していたのに、ついぞ本物 |
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| のサッカーをやろうと思わなかったのはなぜだろう。今の自分の |
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| 体型を見れば、そのわけがわかる気がする。 |